得意料理は簡単に作れるものに限る

こないだ焼き肉食べに行ったから、魚料理でもしようかと思うんだけど、とダーリンに提案したら、うーん魚かぁ、とご不満な様子。

そりゃあ私だって、ダーリンが魚よりも断然肉が好きなことぐらい了解している。でもそんなあからさまに魚に対して嫌な顔することないんじゃない? と説教モードに入りかけたそのとき、ダーリンが「魚でもいいんだけど、実は…」と遠慮しいしい言い出した。

「豆板醤うどんが食べたい…」

それは私の一番の得意料理である。しかしレシピをここに公開できるほど立派な料理ではない。一番の得意料理ではあるが、それと同時に一番の手抜き料理でもあるからだ。それでもここに書くからにはレシピをドドーンと公開。


  1. 水500ccぐらい(あくまで適当)にだしの素を適量入れて火にかける。
  2. 沸騰したら豚薄切り肉50gぐらい(適当に)を入れる。
  3. さらに沸騰したらうどんを入れる。
  4. さらに沸騰したら4cm幅に切ったニラと、エノキを入れる。
  5. 豆板醤をティースプーン1杯程度入れる。
  6. できあがり(以上、一人分)。

書いててちょっと恥ずかしい。

このメニューは会社の女子寮に入っていた頃に私が良く作って食べていたものだ。女子寮のキッチンは共同で、冷蔵庫も共同だったのでそれなりに遠慮して使うことになるのだ。しかも仕事が遅くなる日は、夕飯は会社にいる間にコンビに弁当なんかで済ましたりして、自炊しない日の方が多かったりした。

そういうわけでなるべく冷蔵庫に買い置きをしておきたくなかった私は、自炊する日は買ってきた材料を使い切るようにしていたのだ。このメニューならうどん麺とニラ1束とエノキ1束と豚肉を買ってくればいいだけ。だしの素は自分の部屋に置いておけるし、冷蔵庫に唯一入っているのが豆板醤だ。

買ってきた材料を使い切るとそりゃもうすごい量だったのだけど、作るのは簡単だし、うどんだからなんとなく入っちゃうのだ。私が寮のキッチンにいるときは大概このメニューなので、いつもニラばっかり食っていると思われていたくらいだ。

私はこのメニューが大好き。手抜きだけどそれなりにおいしい。お店では食べられないし。そしてダーリンも辛い食べ物が好き。というわけで、付き合い始めて早い段階のうちから「得意料理なの」と作ってあげていた。そしてまんまとダーリンもはまってしまったというわけだ。

これ以外にもダーリンに好評なのが豚汁(豚ばっかり…)。簡単に作れるものを「得意料理なんだぁ」とあらかじめ言っておくと、あとあと楽だなぁと実感する今日この頃。
でも「豆板醤うどん」というネーミングは恥ずかしいので、これからは「豚ニラうどん」と刷り込みなおす必要があるかもしれない。