本当の私はボンヤリ?

とうとうこの日がやってきました。新居の鍵ゲット日です。ウキウキしながら不動産屋へ向かう二人。そして不動産屋の最寄の駅まで来て、忘れ物がないか最終確認。

ダーリン「平成15年度の源泉徴収票もってきた?」

私「…忘れた…(涙)」

実は契約のときに、間違って平成14年度の源泉徴収票を持っていっていたので、事実上は書類不備の状態だったのだ。だから今日こそ、忘れちゃならん一番重要なブツはダーリンの平成15年度の源泉徴収票…。

それなのに、ああそれなのに。

泣く泣く家に取りに戻りました。

こんな日に限って雨がザーザー降ってるし、真冬並みの気温だし、凹みまくり。ついさっきまでのウキウキしていた私が恥ずかしいわ。

私は、こういう書類関係には念には念を入れて事前チェックを怠らない(ちょっと神経質なくらい)と自負しているので、余計に忘れてしまったことがショック(最初に1年前の源泉徴収票を提出したのはダーリンのせいにしてしまっている)。

それでも鍵をゲットしたら、二人ともウキウキ気分が戻ってきて、とりあえずまだ何もない新居にレッツゴー。部屋の照明器具がまったくないことを再確認してちょっとショックを受けつつも、新しい生活を思い浮かべてしばし幸せ気分を満喫。

そして夜は居酒屋でカンパーイ。禁煙席が用意されていたのですっかりご機嫌の私。

でもちょっと遠い席だったので、店員さんを呼ぶのに一苦労。席を見回しても呼び出しボタンらしいものがなくって、ちょっと不便だなーと思っていた。

それでも散々飲み食いして、そろそろデザートでも食べるー? という気分のときにダーリンが気付いた。

「これ、呼び出しボタンじゃない?」

「あ、ホントだ…」

ファミレスなんかに良くある半円球のボタンではなく、メニュー立てと一体型になった四角いボタンがそこにはあった。ちゃーんと「御用の際はこのボタンを押してください」みたいなことが書いてある。そういえば、不自然な高さになっているメニュー立て。

なんで気付かなかったのかー? と不思議なくらい、当たり前にそこにあった。

「いつもなら、俺が見つけられなくていりこちゃんに突っ込まれるはずなのにね」

と、珍しくダーリンに突っ込まれる私。

うん。我ながらなんで気付かなかったのか不思議でしょうがない。

「今日の私って、なんかボンヤリしてるね」

「大丈夫? 本当は体調が悪いとかなんじゃないの?」

普段がシッカリ者(を演じている?)なだけに、心配されてしまった。いやでも本当に、我ながら今日はボンヤリだなぁ。体調も全然悪くないし、精神的にも落ち着いていたはずなのになー。

まぁ、こういう日もあるか。