小さい虫、キライキライ

春になると出てくるのが虫。特に小さくて大群で飛んでいる虫が嫌い。まぁ、好きな人なんて聞いたことないけど。

街中ではあまり見かけないけど、川沿いや畑の近くとか、ちょっと郊外に出るとワンワン飛んでくる。

あいつらはなんで人の頭の高さあたりで群がって空中を浮遊しているのだろうか?

自分の進行方向にあの虫たちがいると、避けて通るのはなかなか難しい。しかも顔に向かって来ているように感じるので、よけい不愉快。

私は手で払うようにしたり首を振ったりしちゃうけど、なんだかついてきているような気もして、振り返ったりもしちゃう。

そしてダーリンは手で払ったりもするけれど、まず例外なく「ふーっ、ふーっ」と口をすぼめて息を吹く。唇を震わせる要領でやるアレ。

その行動はあの小さい虫だけでなく、蝿レベルの大きさの虫でもやっている。とにかく顔の近くに虫がやってきたらダーリンはまず息を吹いて後ずさりなんかする。とにかく虫は嫌いらしいんだけど、なんで口をまず死守するのか。

まあ、多分、虫が口に入ったことがあるとかそういう理由なのかもしれないけど、本人はそれを覚えていないらしい。虫が近寄ってくると無意識に息を吹いちゃうらしいのだ。口に入らないようにすると同時に、息を吹きかけることによって虫を散らしたいのかもしれない。

ダーリンのその必死な行動を見るたびに、私自身は「もう、虫が寄ってきたぁ、イヤ~ン」てなかわいいリアクションをする気が失せて、「こんなちっさい虫に必死やなぁ」とダーリンに同情してしまうのだった。