お稽古ごと考

妹と子供のころの話で盛り上がった。習い事をたくさんやったのに、ほとんど全部身についてないよね…と。

ピアノ、習字、そろばん、日舞、ジュニアバレー、合唱団…。それ以外にも早朝マラソンなんかもやったし(これは途中から夕方に変わった)、父と一緒にキャッチボールも毎日のようにやっていた。どれも長続きはしたのだ。級やら段も持っているのだ。

でも、それぞれ何級、何段を持っているのかすでに忘れてしまった。まあ、自慢できるような段階ではないことだけは確かだ。英検4級持ってます、みたいな感じ。

ピアノなんて今はほとんど弾けないし(譜面は読める)、字は汚いし、そろばんだって加減はできても乗除ができないし、日舞に至ってはまったくもって何も覚えてないし(通っていた事実があるだけ)、運動神経はゼロのままだ。習い事のうちどれひとつをとっても、特技と胸を張って言えるものがない。

月謝だって馬鹿にならなかっただろうに、その上、何も身についていないなんて、両親には本当に申し訳ない。下手に長続きしているだけに、出費もかさんで大変だったろう。どうせ身につかないのであれば、三日坊主のほうが経済的だ。

それでももし自分の子供が何か習いたいと言い出したら、やらせてあげたいと思うだろう。私の子供だから、きっと長続きする割に身につかない、なんてことになるかもしれぬ。過度な期待はしないように、自分の両親を見習って育てていこう…なんて考える日曜の午後。